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タムくんと源ちゃん

昨日、渋谷ユーロスペースで行われた「タムくん」こと「ウィスット・ポンニミット」くんのライブ「タムくんアニメツアー2006」に行って来ました。
タムくんはタイ人の漫画家・アニメ作家。日本のマンガが大好きで2年半ほど日本に住んでいたそうです。今回はアニメDVDの発売記念だそう。
元々SAKEROCKの星野くんが彼のファンで「インストバンド」のPVの映像も彼が担当していることからワタシも興味を持ちました。正直昨日のライブはぶっちゃけゲストの源ちゃん目当てだったんですが。

なんつーかもうホントに素晴らしかったです。

タムくんの絵は落書きみたいで太いサインペンや鉛筆でラフに描いてあるんですけど、その絵が暖かいんです。使ってる紙もノートの切れっぱしみたいなくしゃっとした感じで、小学校によく教科書やノートの端に描いてたパラパラマンガを思い出しました。ストーリーはハートウォーミングかつ残酷。心をしめつけられる作品ばかりです。そんなアニメにタムくんがピアノで生伴奏をつけるんですが、これがもう絵にピッタリで! 独学でピアノを覚えたとは思えないくらい、卓越した演奏なんですよ。あれね、タムくんディミニッシュ・コード好きね。あのコード使うと場面転換とか便利だもんね。

沢山の作品(1作品は数分)を上映したのですが、特にワタシの心をわしづかみにしたのは「歯医者」「親友」「女子学校」「マムアンとマナオ」「歌手」。
結構あるな、おい(笑)。
「歯医者」は虫歯に侵された少女がおっかない歯医者に行く話。。
「親友」はタムくんの最初の作品だそうで、ある男性とその親友の次元を超えた友情のお話。
「女子学校」は男の子っぽい女の子の芽生え。
「マムアンとマナオ」はタムくん作品には欠かせないキャラクター・マムアンとマナオが出会うお話。
「歌手」は天才歌手の栄光と転落。
あんまりストーリーを書いちゃうと、興味を持った人がつまんなくなるので概要だけですいません。これだけ読むとありきたりのストーリーかと思いきや、脳天をガツン!と殴られたような衝撃があなたを襲うこと間違いなしです。ワタシゃ何度作品が終わった時に「うわぁ……」とため息ともつかない声をあげてしまったことか。そして気がつくと涙がこぼれ落ちて、いろんな感情がわきあがります。

前述の作品は以下のDVDで見ることができます。オレ、買うよ。

発売元それぞれのサイトでは、作品紹介とお試し映像を見ることができますよ。
タムくんアニメグリーン:アップリンク
タムくんアニメイエロー:コロムビアミュージック

最初の方に書きましたが、昨日は源ちゃんがゲストでした。彼の弾き語りにほれ込んでしまって、聴くのは3回目になります。イースタン吉野寿氏の個人プロジェクト「outside yoshino」で源ちゃんと共作「たいやき」(←リンク先のnextを何回かクリックすると聴けます)を作ったのですが、これがめちゃくちゃいい曲でして。先日の大阪marthaライブで2人が演ってくれたときはホント感激しました。今回はそれを源ちゃんソロで聴けまして、それもまた趣きが違って感動。この曲はじわーっと染みますよ。
源ちゃんの歌声はなんか包容力があるんですよねぇ。かと言って安心して身を任せられない危うさも秘めてて、詩の不思議な世界観も相まって異空間に連れてかれる心地よさがあります。こんなステキな声の持ち主がインストバンドをやっているという面白さ。人生は愉快だ。
その上、最後はタムくんボーカルの「インストバンドの歌」も聴くことができました。タムくん歌も上手いよ。スゴイわ。

終演後、源ちゃんとお話させてもらいました。「たいやき」の感想が言いたくて。最後は吉野氏との話になってしまったが(今日の話じゃねーじゃん(笑)、今サイトみたらSAKEROCKライブの追加公演にゲスト・イースタンユースですって!!!! 追加はいいかなぁ、と思ってたんだけど、すいません、絶対行きます!!

奈良に行きたい

いや、行きたい所は沢山あるんですけど。
最近JR東海で「うまし うるわし 奈良」キャンペーンをしているので、CMを見る度に行きたい熱が高まります。奈良は高校の修学旅行以来行ってないので、今ならワタシの大好物である世界遺産を見倒してハーハーしちゃうかも(興奮して)。

 上記サイトで、みうらじゅん氏が斑鳩の仏像を巡る「みうらじゅんの斑鳩仏像探訪記」という特別サイトがオープンしてます。
相変わらずの切り口で見仏してますよ。仏像は写真・映像NGみたいなので(がんばって許可もらえよ>JR)みうらさんとご友人のトークで想像するしかないんですけど、みうら語満載でとっても楽しいです。あー、みうらさんと一緒に行きたい。

図録er

 今日、夜勤だったので夕方あわてて東京国立博物館「仏像 一木(いちぼく)にこめられた祈り」展に行ってきました。
2回目です。

この展覧会、前期と後期にわかれていて展示されている仏像がいくつか違うのですよ。
前期の目玉「菩薩半跏像(伝如意輪観音)」はもの凄く男前だったのですが、後期の目玉である滋賀・向源寺蔵「十一面観音菩薩立像」がそれはもう美人さんで美人さんで、像に近づいた瞬間鳥肌が立ちました。若干くねっとしたポーズがなまめかしくて、膝まで届く腕が自然なんですよ。十一面が他の仏像より大きめで耳の横についてたりするんですが、これまた不自然に見えないとこが凄かった。若干前かがみになっていて今にも歩き出しそうでした。
みうらじゅん氏が浮気をしてしまったのもうなづけます(「秘見仏記」参照)。
後期も見に来てよかった!!

今回は一人で見学だったので、初めて音声ガイドを借りました。市原悦子さんの声で一体一体説明してくれて、すごくよく分かりました。自分のペースで見学できないのはちょっと辛かったので、音声のピッチを上げたりする機能があったら便利かも。ってそれじゃあ市原さんが読んでる意味がないって。
ためになったので今後も音声ガイド借りてこうっと。

 さて、十一面観音さんを見るというのもあったんですが、今回行ったのは前回買わなかった図録をゲットする目的があったんです。
ワタシ図録が大好きなんですわ。
最近は分厚いものが増えてきて持って帰るのが一苦労なんですが、読み応えたっぷりだし写真もカッコよく撮れてたりして展覧会の余韻に浸れるものばかり。今回もステキ写真満載でした。

図録の困るとこは分厚いので収納場所に困ることですね。
今度のもしまうとこないぞ……。

HEAD PORTER GR DIGITALケース

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 広角単焦点のコンパクトカメラとして発売されて1年が経ったリコーGR DIGITAL。いつも持ち歩いてスナップを撮るのに大変重宝してます。カバンに入れてる時はケースに収納してるんだけど、今使ってるのがロープロのでして、ジャストサイズではないし男っぽいので正直気に入ってなかったんですよ。
昨日ダンナにプレゼントされたのがこのケース。ポーターさん、作っちゃいました。
GR発売当初からポーターのドライブシリーズのポーチがケースとして丁度良いなんて言われてたんですが、ついに専用ケースですよ。どうやら藤原ヒロシくんも(未だにくんづけな宝島世代)GRユーザーなので作ったらしい。
確かにジャストフィットなんですが、ジャストフィットすぎます。キツ目です。特にワタシは液晶シェードをつけているのですが、つけたままでは全く入りません(泣)。しょうがないのでシェードは外して収納してみたのですが、外枠は液晶部分に残っているためパンパン。もうちょっと余裕あってもいいのになぁ。前ポケに丁度SDカードが入るように作ってあるのは気が利いてます。
マップカメラのネックストラップはつなぎ換えでハンドストラップにすることもできるんですが、カメラの側面にストラップがついてるとケースとの相性ばっちしです。
色味も落ち着いてるので、飽きが来なくていいかも。

お求めはHEAD PORTERのお店か通販へ(電話のみ。各自調べてくださいまし)

源ちゃんについてのあれやこれや

今月からマックのCM「朝マックしましたね編」に出演しているワタシのアイドル(キモい)・星野源ちゃん。松江の宿でCMを見て思わず狂喜乱舞してしまいました。あぁ、カワユス。
朝から何度もクリック→再生して癒されてます。
今日なんかCMだけ録画したいけど時間がわかんないので「いいとも」丸ごと録画予約しちゃったもんな、オレ。
彼は大人計画の役者さんで、昨年のウーマンリブ公演「七人の恋人」と「タイガー&ドラゴン」のどんつく役で惚れました。もっと前に好きになっていれば「ウォーターボーイズ」も違った目線で見られたのに。

そんでもって12月のSAKEROCKワンマンライブのチケットが取れた〜!
SAKEROCKまだ未見だったので嬉しすぎます。
源ちゃんの演奏も楽しみだが、またハマケンに会えるのが楽しみだったりもします。キモカワ?(笑)
そのライブの直前には弾き語りライブも予定されているそうなのですが、もう一人の出演者がこれまたワタシの好きな人なので、チケットを是が非でもゲットしたいです。いつ売るんだろ。どこでやるんだろ。

で、今、源ちゃんのブログを読んだら
毎日新聞インタラクティブ「毎日かあさん」のリンクが張られてて、
それ見たらワタシも泣きそうに。鴨ちゃんが、鴨ちゃんが!

この様に今のワタシは一人のミュージシャン兼俳優兼文筆家の彼に夢中なワケですよ。
そんなワタシにどうぞ「ウーマンリブ先生」のS席を譲ってください(笑)。A席(2階席)しか取れなかったんじゃー!