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このカテゴリのエントリ数: 公開日時: Aug 31, 2005 04:35 pm |
観劇にっき「MIDSUMMER CAROL〜ガマ王子vsザリガニ魔人〜」 大王・後藤ひろひとの本というのは、ものすごくファンタジックです。もんのすごくピュアな人が出てきます。反面、すごく残酷です。小道具が細かく設定され、それが効果的です。僧正・山内圭哉は大抵チンピラ役です。
そんな大王のお芝居が今年もやってきましたよ。今回は「ダブリンの鐘つきカビ人間」「人間風車」に続く、童話シリーズですよ。タイトルを見てピンとくる人がいると思うけど、チャールズ・ディケンズの名作「クリスマス・カロル」な訳ですよ。 ごめん、ボクちんわかんなかった。読んだことなかった。そっかそっか、モチーフになったモノがあるんですな。それで今までとテイストが微妙に違って、ど真ん中直球「いい話」だったんですな。 パルコ・リコモーション公演は毎回テレビ俳優が主役にすえられていて、脇を演技派で固めるという手法をとっていて、その主役は今回ハセキョーと伊藤英明でした。2人とも初舞台。伊藤くんの後半はみったんテイスト満載だったので、これがもっとはじけられれば色々できそうな予感をさせましたよ。上背があるから舞台映えするしね。一方のハセキョーはねぇ。テレビでも一度として良い演技を見たことなかったけど、それにしてもヒドい。誰にでも乱暴なタメ口をきく看護士の役だったんだけど、彼女がしゃべると芝居のテンポが乱れちゃうんですよ。声も元々芝居向きじゃないし。劇中劇があるんだけど、その中ではリアル。要するに素人芝居。あーもー、他で散々語り尽くされてるからよそうと思ったんだけどねぇ。主催者側とかの大人の都合で出演したっつーニオイがぷんぷんして、それだけが不愉快。実際、2人の役はサイドストーリーでしかなく、伊藤くんは前半では3シーンぐらいしか出てこないしさ。2人目当てで来た人は相当辛そうで、休憩中に文句たれてましたよ。 真の主役である木場さんはホント重鎮の役者さんだけあって、うまい、うますぎる(十万石まんじゅう)。泣かす所は実際クサい芝居なんだけど、厭味じゃないんだよね。劇中劇では凄く軽やかでコミカルな動きでこっちも引くぐらい(笑)の熱演は見事です。 木場さん演じる大貫老人とからむ少女パコ役の加藤みずきちゃん。本格的演技は初めてとは思えない。子役が出てくると、そりゃ直球で泣けるに決まってるじゃんってわかっててイヤだったんだけど、にじみ出る透明感がハマリ役でした。 山崎一さんの医者や、イヌコちゃんのおばちゃん、片桐くんの真面目消防士、僧正の実は動物好きな暴力団員、それに大王のイタズラ好きの男。どれも良かったです。個性あふれる役者さんたちですよ。片桐くんとイヌコちゃんの掛け合いは安心してみられました。実際入院患者の中であんなのいるよなー。 でも今回は、瀬戸カトリーヌの看護士と、その夫の小松和重が収穫でした。カトリーヌのテレビでのはっちゃけぶりは好きじゃなかったけど、「オケピ!」や今回なんかの舞台では非常に映えますな。声も良いしね。さすが血が濃い。小松さんは親子2役をやっていて、そのどちらも濃いぃ登場人物の中では凄くまともな役なんだけど、しっかり存在感を出してました。サモ・アリナンズの芝居を見たくなりましたよ。 劇中では何回も泣き所があって、どれもベタなんだけど泣かされちゃう。大王の「心の中のピュア度テスト」を受けてるみたいでした。ボロッと涙が出た直後に休憩に入るのやめてくんねーかなー。恥ずかしいじゃないの。あまりにも直球な良い話で残酷な面が少なかったので、不満が残る部分もありましたが(あとなんつってもハセ…もういいや)、直球も割と好きなのよね、ワタシ。 |
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