観劇にっき「走れメルス」

NODA-MAP「走れメルス〜少女の唇からはダイナマイト!
渋谷・Bunkamuraシアターコクーン
観劇日:1月21日
 初めて座りました。2階コクーンシート。前のめりかがみぎみで見るので、姿勢が辛かったっす。でも上から眺めるあのセットはとても素晴らしい。
そう言えば初野田地図なんですよ。前回・前々回は見事にチケットが取れなかったもんな。今回も取れなかったんだけど友人のご厚意により。ありがとう。
 野田さんらしいテンポは作品によって好き嫌いが分かれると(ワタシは)思うんだけど、この作品は……いいなぁ。正直どんな内容だったのか? と問われると「わかりません」としか答えられない。でもあのテンション・テンポ・セリフ・アクション、すべてがキレイに相乗効果を生み出していて、見てる我々までワクワクして最後まで見られる事が出来ました。こんなんを昔に書いて、それを再演できちゃう野田さんってやっぱりスゴイ。パンフでは若い表現者に挑戦状をたたきつけてるけど、正直叶わないっす。なんか内容なんて関係ねーや。単純に「面白かった!」と言える作品でした。
特に彼らしい言葉遊びや台詞回し。セリフはマシンガンの様で聞き取れない部分もあるけど、所々にゾクッとクるフレーズがあって、それはやっぱり物語に大事な部分だったりして。七五調が一瞬歌舞伎を見ているような錯覚に陥るんだけど、それは勘太郎くんだからかしら。彼、だいぶノドが弱ってらっしゃるご様子。他にも小西真奈美嬢もハスキーになってましたが、すごく声が出てて「いい役者じゃん!」と改めて思いました。
 野田さんはおばちゃん役(2役)なんだけど、あれ位の登場が程よいかも。出ずっぱりだと……ちょっとね。出演者の誰よりも年上なのに誰よりも動きがキレイ。さすが遊眠社! 転ぶところなんか下半身が完全に腰の位置くらいまで上がってたもんなぁ。
 気になって仕方なかったのが古チン。彼はウマいなぁ。そしてバカバカしいなぁ。あと峯村リエさん。峯村リエだったなぁ。どこでお芝居してもその動きはスゴイなぁ。
 「内容なんて関係ねーや」と上述しときながら、帰りに台本を買いました。なぜか声に出して読んでみたくなる。それはまるで青春歌集のように。
Posted: Sat - January 22, 2005 at 03:42 pm
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