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このカテゴリのエントリ数: 公開日時: Aug 31, 2005 04:35 pm |
観劇にっき「夜叉ヶ池」「夜叉ヶ池」
10月28日マチネ 渋谷PARCO劇場 チケットを勇んで取った割に公演日を良く忘れた「夜叉ヶ池」。当日は余裕をもって会場入りしましたらば、周囲にはご婦人がたが大勢。うーん、誰目当てなんでしょうか。丹波哲郎さんでしょうか(笑)。
原作は泉鏡花、脚色は長塚圭史、演出は三池崇史、美術は会田誠。ひえーー、豪華絢爛。配役も武田真治に田畑智子に松田龍平に松雪泰子に遠藤憲一にきたろうに萩原聖人に丹波哲郎!(以上敬称略)話題性ありまくり……かとおもいきやそうでもないっすね。初舞台が2人もいるってのに(松田くんと松雪さん)。 原作を読んでないんで世界観は知らないんですが、あらすじを。 夜叉ヶ池の麓で暮らす晃(武田)と百合(田畑)夫婦。ある日、失踪した晃を探しに来た友達の学円(松田)に、理由を語りだす晃。 池の守り神を怒らせないように人間は毎日3回、明け六つ・暮れ六つ・丑三つに鐘をつく約束をする。それを破った時は守り神が暴れだし、周囲の山里は水の底に沈んでしまう、というのが夜叉ヶ池の伝説。鐘突きの老人が死んでしまい、軽い気持ちで鐘突き役を引き継いでしまった晃だが、百合と出会って「彼女を守るために」鐘を一生突くことを決意したのだった。 一方、夜叉ヶ池の守り神・白雪は山向こうに住む恋人に会いに行きたくてたまらない。しかし池を出る事は人間との約束を破ることになってしまう。池に住む者たちの反対と、遠くから聞こえる百合の澄んだ子守唄を聴きながら、今日も池で泣きぬれる。 山里は日照りが続き、雨乞いのために百合を生贄に捧げるという。百合を守るために村人と戦う晃。それを見て忍びなくなった百合は自分に刃をたてて生き絶えてしまう。丁度時刻は丑三つを数分過ぎた頃。晃は鐘を突く事をやめる決意をする。 夜叉ヶ池から大きな津波。伝説は本当だったのだ。 舞台の中央には白く引かれた水の流れ。両側に建物があるだけのセットだけど、照明の違いで人間の世界と池の世界を巧みに見せてくれてた。すごくシンプルで幻想的。これが三池流なんでしょか。セリフの言葉遊びとかは明らかに長塚流。長塚さんは言葉をうまく使える人だよ。でも主役級の人たちの舞台芝居のつたなさでしつこいと思わせる場面もありました。残念だなぁ。 前半は武田くん・田畑さん・松田くんの3人しか出ないんだけど、正直退屈だった。どうも上っ滑りな感じがして感情移入ができなかった。武田くんのわざとらしい演技は「めちゃイケ」を見てるようで、彼は本当にこの演技しかできないのか不安にもなった。松田くんの抑揚のない喋りはわざと? でもまぁ飄々としてるキャラクターは似合うと思うので、また次の芝居が見てみたい。 初舞台の松雪姉さん。いやぁ、遠くで見ると白い!…って衣装が白かったからだけど、それにしても妖艶。一人だけ芝居のトーンが違ってて(シェイクスピア劇を見てるような)、それが余計に異形の者を感じさせてくれて良かったんじゃないかな。 脇役の中では萩原聖人さん。ちょっと前まであんまり好きじゃなかったんだけど、この人は実力あるよね。コミカルな部分と非常に普通の神経を持った人の部分を担当してて、観客と同じ目線に立つ重要な役回りだった。遠藤さんときたろうさんも面白かったー。きたろうさんはやっぱりきたろうさんなんですね。丹波先生は、もう正直どうなんだろ。痛々しくて。 もっと感情移入できそうな題材や結末だったはずなのに、あまり心に残らなかったのはなぜなのだろうと考えると、ワタシはやはり武田くんが苦手なんだと思います。人そのものがってんじゃなくて、晃役は合わなかったんじゃないかと、こう思うわけです。 |
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