10/15 チューリッヒ・ミュンヘン旅3-1：お買い物スタート…その前に？

３日目はなんだかどよーんとした小雨交じりの寒い天気。

朝のミュンヘン中央駅。左奥にホームが20以上あり、主に長距離列車が行き来しています。
そこかしこには「インビス」と呼ばれる軽食スタンドがあって、ピザやサンドイッチ、コーヒーにもちろんソーセージが買えます。

ポテト作りすぎw。

Uバーン（地下鉄）のコンコースにはレゴの自動販売機まで！さすが地元であります。
（買う人居るのかな…）

ところで、写真には残さなかったのですが我々が一番頭を悩ませたのが列車の切符の買い方。
Sバーン・Uバーン・トラム・バスの料金形態は一括。
料金エリアが区切られていて（ゾーン）、同じゾーン内だと一律料金で、ゾーン以外だと料金が上がります。
ミュンヘンの観光名所は同じゾーン１なので日本で言う「初乗り運賃」で切符を買っちゃえばいいのですが、まずこの切符を買う自販機の仕組みが全然わからない。
そもそも自販機が置いてある場所がまちまちで、コンコースに突然あったり階段脇にあったりしてて、ずいぶんとヒッソリと置かれてる。
自販機はタッチパネルになっていて英語対応になっているものの、駅名を選択して（前方一致で検索しなくちゃいけない）片道か往復か選択して人数選択して…あれ？値段高くね？
じゃあ前の画面に戻って…ぎゃー！最初からやり直しかよ！！よし、じゃあ料金払うか…えー！20ユーロ札以下しか使えないのかよ！…とまぁ、とにかく不親切です。
公共交通で移動する人のオススメは１日乗車券or３日乗車券。１日に３回乗れば元が取れるそうです。しかも複数人だと１人用よりグループ用（５名まで）という券の方がダントツに安いし楽ちん。
グループで１枚で済むっていいですね。
切符を買ったら、ホームに向かう途中にポツンと無造作におかれている打刻機に切符を入れて改札時刻を打刻します。セルフサービスですよ。
そして電車に乗って降りて…。
ここまで駅員さんの姿なし。
だったら切符買わなくてもいいんじゃね？とか安い切符でいいんじゃね？と思ってると、唐突に検札が入って、見つかると高い罰金を払わなくてはいけないそう。
地元の人はほとんど切符を買っていないので、定期を使ってるんでしょうね。自販機は我々みたいな観光客しか使ってませんでした。

おなじみマリエンプラッツ駅まで移動して、まずは朝食。今日は「朝っぱらからビール＋ヴァイスヴルストを食べる！」というテーマの元、Zum Spöckmeierというお店にやってきました。
我々が持ち込んだ複数のガイドブックによると、ここが結構朝早くからやっているので決めました。
お店はシーンとしてて、開店してるとは言え客が来ないからみんな奥に引っ込んでる模様。
店員さんを呼んで席に座ると、
「日本人か！そうかそうか！よく来たね！あれだよね？白ソーセージ食べるんだろ？あとヴァイスビア飲むんだろ？だよねだよね？オッケー４つずつね！」
と一方的にオーダー決めていきました。ドイツにも陽気なおっさんがいるんだね。

ワクワクしながら待ってると、来ましたよいい香りを漂わせて！

ぶりんぶりんしてます。フワッフワです。
形容するとはんぺんみたい。
初日は２本を４人でシェアしたので、今日は各々皿にとってナイフでご開帳。慣れるとスルッと皮と中身がはずれます。
「これは朝食に食べるの納得だねー」と言いながら、大満足でいただきました。
もちろん！ヴァイスビアも美味しかったです。
我々が入った後から徐々にお客さんが入ってたんですが、近くに座ってたおじいさんがいい味だしてたなぁ。

腹ごしらえをした後は本日の観光開始。
まずは目の前にあるApple Storeへ。ここで当時ヨーロッパでしか販売していなかったiPhone5のLightning-microUSB変換プラグをお土産用に購入。
なんでこれ日本でも売らないのかねーなんて言ってたら翌月販売しちゃいましたね。
cha-raさんご夫妻はAndroidユーザーなのですが、iPhoneに興味津々でした。もしミュンヘンかチューリッヒでSIMフリーが売ってたら全員買う気満々だったんですが、売ってなかったです。

そうこうしてるうちに新市庁舎のカラクリ時計が始まりました。
1568年のバイエルン大公結婚式を再現……らしいんですけど、とにかく高い位置に時計があるのでほとんどわからないw。カメラでずっと動画を撮ってたので辛うじてカラクリが見えましたけど、まぁ見えたところで大雑把なカラクリだったので期待していた割には…という感じでした。

「からくり、見掛け倒しだったねー」
なんて話してるのか。小雨が相変わらずパラパラと。