10/18 チューリッヒ・ミュンヘン旅6-2:Fの本丸へ!

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列車で移動したのは「エルリコーン駅」。
ついに我々Freitag本社に向かいます。

まず最初に。
通常、FREITAG社は社内見学を受け付けていません
我々はラッキーな事に見学の機会を与えてもらい、社内を本当に隈なく見せてもらいました。
なぜ見学できたのかというプロローグは省きますが、お互いの信頼関係と誠意ある交渉、あとはタイミングと偶然。
(全部cha-raさんが取り仕切ってくださったのですが)
FREITAGが好きだから、という情熱で見学できるという事ではないということをご理解ください。
この記事を見て「私もチューリッヒに行ったら見学に行きたい!」と思っても、思うだけに留めて、決してFREITAG社に問い合わせをしないでください
私のこの記事で行った気分になってくださったら幸いです。

今回掲載してる写真は本社メディア担当スタッフに使用許可をいただいたもののみとなっております。
この記事の写真のみ転載禁止です。


エルリコーン駅から歩いて20分ぐらい…と思ってたんですが、一度迷ってしまって30分以上かかってしまいました。
てくてく歩いて行くと、ありましたありました!写真でしか見たことないヤツや!
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Freitagが入ってるNŒRDという建物は他にもいくつかの企業が入ってるだけあって、とても大きい。
殺風景な建物ですが、各企業が思い思いにレイアウトをしているみたいですね。
屋上には庭園があって太陽光発電も行なっている(らしい)。とってもエコに配慮した建物だそうな。
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今回見学の案内をしてくれるケイくんはスキニーとVネックのセーターとハットが似合う超イケメンです。
(最後に写真があるので乞うご期待)

 

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まずはここから廃棄されたトラックのタープが運ばれてくる。
わーほんとに最初から見せてもらってるー!
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………ホント汚い。
どの位の間使用してるのか分からないですが、こんなに汚れちゃうんですねー。

 

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最初に行う作業は、イカツい男性達が黙々と作業する大きなテーブルの上。
こちらでは反射板や金具、紐を通す穴が空いてる部分などを取り外し、長いタープをおおまかに切り分けます。
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ユーザーからすると反射板がついてたらすごくいいのにな〜なんて思ってたんですが、不要なんですね。
ここの作業が一番力がいる作業だそうです。だからみんなマッチョ。

 

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切り分けたタープを洗濯・乾燥するのが地下。
雨水を貯水槽に貯めて洗濯水として使っています。

 

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乾燥が終わったら一旦倉庫へ。色や素材、印刷形態などで棚に収納されてるのですが、これが圧巻!
ここに住んでもいい!(臭いけど)

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写真を撮ってロール状にしてタグ付けします。
この時に「どのバッグに使うか」が決まってしまうのだそう。
欲しい柄が欲しくないモデルに!とここでやきもきしてましたが、きっと違う機会に別モデルに登場するはず。
見学の日はまだ写真のF93-BINGHAMというモデルは発売されていなかったので、ちょっと興奮。
この幌たちはもうカッティングされて世に放たれたのかしら…。

 

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ここで一旦外に出ます。
ケイくんが見せてくれたのは外にある貯水槽。
そう、さっきの洗濯で使用する雨水はすべてこの貯水槽に貯めるんです。
貯水槽はとある場所にコッソリとありました。
「フライターグ兄弟がたまに泳いでるよ」って言ってたけど、臭くて泳げないだろw。

 

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中に戻って次はカッティング。
モデルに合わせたカッティングシートがあって、それを合わせながらカッターでシャーシャーと。
ただしデザイナーさんたちはお昼休憩で誰もいませんでした。
このカッティングシート欲しい!

 

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この棚にはブランドロゴのタグなどの小物類。他の棚には色分けされたファスナーなどもありました。
縫製などは別の国で行うそうです。
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タイヤチューブもシートベルトもタープもほとんどすべてヨーロッパで調達しているそうですよ。
シートベルトは昔いろんな色があって、マニアの方の中では黒以外のシートベルトがあると狂喜していますが、ケイくんに事情を聞いてみたら単純に今は黒しか調達できないから他の色がないんだ、と言っていました。
確かに黒以外のシートベルトって見ないですよね。

 

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IDカード用の写真を撮影しています。一人で黙々と作業。
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バッグとなって縫製工場から戻ってきたバッグが一旦置かれる場所がコチラ。
主にオンライン以外の店舗で売られるバッグだそうです。
もうここは大興奮。だってこれからショップに並ぶ子達なんですよ!
こんなにギッシリ詰まってて、ちょっと見ただけでも欲しいのが山盛りです。
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次にオンラインショップ部門へ。
公式サイトのオンラインショップでは商品の360度回転した画像が見られるのですが、担当は1人で次々と商品を置いては自動的に回転しながら一眼レフでシャッターを切る、という作業が進められていてました。これが結構せわしない。たまに手が写り込んでたりする画像があるのですが、この人の手だったのか!

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オンラインの在庫がここにズラーッと。
リファレンスもファンダメンタルもズラーッと。
じっくり見たかったな。

 

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「ここが一番眺めがいいよ」
と2階に上がって最初の切り分ける行程を眺め、ふと後ろを振り向くと、なんじゃこりゃ!
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なんとタープでできたソファです。
これは欲しい…………。

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イベントなどで貸し出すベンチも置いてありました。
レッドブルいいなー!
ここを見せるとみんなが一番興奮するそうです。

 

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休憩が終わったのでカッティングデザイナーが作業をはじめたとの事で再び1階へ。
わー!この人の顔知ってるー!(以前までIDカードにはカッティングしたデザイナーの顔写真が印刷されていました)

 

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最初の行程のチーフ・ハンスペーターさんの飼い犬がデスクの下におとなしく座ってました!
ちょっとシャイで可愛かった!
ちゃんと床に「HUND=犬」ってペイントされてるのもステキ。
ハンスペーターさんが登場するFREITAG Xmas(F-Mas)の動画はこちら

 

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と、オンラインチームのみんなと会うことができました!
オンラインで買った事がある人は皆ご存知のダニエル・クンツはお髭のイカつい体に笑顔が超キュートなナイスガイ。
日本のマンガが大好きだというので、cha-raさんが英語版の「どろろ」をプレゼント。
他の2人もとてもステキな人達でした。
ケイくんも含めてみんなで記念撮影。
ケイくん超顔小さい…。

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最後に社員専用のショップでお買い物。
私はPEGGY、そして紫☆幌のE.T.に出会ったのでそれを購入。
みんなもそれぞれ興奮しながら買ってました。

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ホントこんな夢の時間を過ごせて、Freitagのチームはもちろんcha-raさんに感謝です。
cha-raさんはとにかく一番興奮してて、本社を後にした時には顔が紅潮してました。
だって、あんな事やこんな事まであったもんね(書けない)。

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バスと電車を乗り継いでホテルへ戻って心を落ち着けますw。
ローレンス夫妻に教えてもらった「チーズ・フォンデュの美味しいお店」「Fribourger Fondue stübli」が今晩の夕食のお店です。
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昨日あまり飲めなかったスイスワインを今日は飲もう!と、お店のお姉さんにオススメを聞いて出てきたのが通称「トカゲワイン」。
これが本当に美味しかった!結構リーズナブルでコープにも空港のワインショップにも置いてあったんですが、税関通るのが面倒だし液体の持ち込み制限があるので持って帰れませんでした。残念。

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チーズ・フォンデュは2種類のチーズを使ったものをチョイス。これが一番人気だそうで確かに美味しい。
具材はパンとポテトが基本。それにピクルスを別に頼んで箸休め的にひたすら食べる。
またもや隣のテーブルに居た地元民に心配されました。
「鍋を底からかき混ぜないと焦げちゃうよ」
ご親切にありがとう!おかげで焦げずに美味しく楽しくいただけました。

トマムに乗って中央駅まで戻り、駅構内にあるMigrosというスーパーのコンビニ版へ立ち寄り。
水や飲むヨーグルトなどを購入。
今回の旅は全般的に野菜不足だったので、せめてヨーグルトで腸を整えないとと思って(めぐさんの受け売りですが)買ってたのですが、スイスで飲んだ飲むヨーグルトは美味しかったー。とても濃厚なんですもの。さすが酪農王国。

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