台北一人旅6・私の体を通りすぎていった旨いモノ達/2

台湾と言えば小籠包がおいしい!という人が多いですが、一人旅だったので滞在中食べませんでした。
店によってはお一人様用のメニューもあったそうなので、チャレンジすればよかったかな。

魯肉飯は店ごとに味が違うらしい

日本以外の国って自炊より外食する割合の方が高いみたいで、台湾ももちろん外食率が高いそうな。
よって一膳飯屋的なお店は屋台以外にも沢山あるのですが、中でも台湾でポピュラーな「自助餐」のお店に行ってみました。

丸林魯肉飯は松山空港のすぐ近く。圓山サッカー場の斜め前にあります。
その名の通り「魯肉飯」の有名店です。
「魯肉飯」は簡単に言えば肉味噌のっけご飯のこと。
2階や地下は円卓になっている台湾小皿料理のお店なのですが、1階が例の「自助餐」なのです。
「自助餐」はビュッフェスタイルのこと。
お店に入ってショーケースの中にある沢山のオカズを指さしていけば小皿に取ってくれるので、言葉の壁は全くなし。

…あ、でも最初システムが分からなくてキャッシャーの女性に「入ってもいいのか?」ってジェスチャーしたんだけど、しばらく無視されたことを書き記しておきますorz

追い立てられるように(混んでた)オカズを選んだので、写真を撮るヒマは全くありませんでした。
どんな感じかはこちらのサイトを→台北ナビの紹介記事

大体オカズは一皿10元から(!)。小皿なのですが結構てんこ盛りに盛ってくれるので、調子にのって頼みすぎると痛い目にあいます。

えぇ、私は痛い目にあいました。

 

蒸し鶏のネギソース、黄ニラの炒め物、豚肉の炒め物、ハマグリのスープ、魯肉飯、台湾ビール。

確か全部で200元ぐらいしたかな。魯肉飯が小で22元、ハマグリスープが30元。
で、ビールが120元もするんですよ!人の足元見やがってヽ(`Д´)ノウワァァァン!!
オカズを一通り取ったら席に案内してもらい、ビールや魯肉飯、スープなどオカズ以外のものを注文します。
日本人用のメニューがあるので、日本人だと言えばもらえますよ。

魯肉飯ですが、ちょっと肉味噌が少なかったのが残念です。
味は結構甘めで八角などの香辛料は控えめ。万人向けにアレンジしてるのかな。
私としてはコッテリしてるのが食べたかったな。
オカズの皆さんはどれも美味しい!
作りおきしてるビュッフェ形式とは言え、ちゃんと温められてるので肉も硬くなってませんでした。
蒸し鶏が特に美味しかったなぁ……。

ガイドブックで必ず薦められてるハマグリのスープはちょっとぬるかったかも。
量もちょっと多かったので、少し残しちゃいました。味は良かったので勿体無かった。

「自助餐」はついつい多く頼んじゃうので、一人より大勢で行ったら楽しいと思います。

熱々の麺線なるもの

西門町は日本でいうところの秋葉原みたいな原宿みたいな、若者がいっぱい集まる場所だそうです。
その町で古くから有名だという「麺線」。
ガイドブックには必ずこのお店の名前と写真が載っていてオススメされてるんですが、味が全く想像つかない!

ちゅう訳で、とりあえずやって来ました。
麺線の超有名店「阿宗麺線」。
「アゾンソーメン」って読むらしいです。
行列が10人ほど出来てたのですが、メニューが麺線しかないので順番はすぐにやってきます。
小(45元)か大(60元)か、店頭にある器を指させば大丈夫。パクチーは入れてもいいか聞いてくるので、オッケーな人は思い切りうなずきましょう。

これが麺線です。
カツオ出汁のトロッとしたスープに、素麺の様な細麺と豚の大腸がたっぷり入ってます。ホルモン系が苦手な人にはちょっと無理かも。
レンゲのみで食べるのですが、細麺が短く切れてるのですくって食べるのにちょうどいい長さになってます。
あんかけ風なので、慌てて食べるとヤケドするぜ(被害者は私)。

こんな感じでプラスチック椅子を譲り合いながら道端でみんな食べてます。
ご飯というより軽食なのね。あんまりお腹にもたまらないし、スルッと入っちゃいます。
ただ大は食べ切れないなぁ。

隣に座ってた日本人女性4人のグループ、台湾人の男性ガイドが色々豆情報を教えてくれてるのですが、聞いてるのはうち2人だけ。あとの2人は全くもってガイドさんと打ち解けていなくて黙々と麺線を食べてたのが印象的。ワタシは黙々組だな……。

日本でも食べたい胡椒餅

この旅で2回食べたのが胡椒餅。
九份の帰り、瑞芳で食べた胡椒餅は生地がカリッカリになっててスパイスが結構効いてたので、他のも食べたくなって調べてみたら、観光客に大人気な龍山寺近くに超有名胡椒餅店があると聞きつけて行って参りました。

駅のすぐ近くだというのでグルグル回っても……見つからない!
と思ったらこんな路地を入ったところに……

人がぎょーさんおる!!
どうやらまだ焼けていないらしく(焼けるのに30分かかるらしい)、みんな予約をしています。
でもワタシには買い方が全くわからない。
半泣きでボーッと見ていると、日本の大学生グループがおばさんのガイドさんに連れられてきたので、ガイドさんに日本語で買い方を教えてもらいました。
1つ45元をおばちゃんに支払うと番号札をくれます。
番号札があった場所には1元コインを個数分おばちゃんが置いておいてくれるので、何番の人が何個か分かるようになってます。

地元の人は10個以上のまとめ買いをしている人がたくさん。お昼やオヤツに食べるんでしょうか。

焼きあがるまでしばし街を散策して、ようやく胡椒餅にありつけました。

こちらが福州元祖胡椒餅。
瑞芳の胡椒餅の皮はパイ生地のようになってましたが、こちらのはパンの生地のよう。
表面はパリパリしてますが、中はふんわり。そして具のネギの分量が多い。
スパイスに頼るのではなく具材の美味しさで勝負している感じがします。
今ネットで調べてみたら、どうやら重量が450gあるとのこと……。
どうりでこれ1個でお腹いっぱいになるはずですわ。
肉汁はもちろんタップリでして、当然の様に口をヤケドしました。

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