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2007年02月14日

The Police

グラミー賞でのThe Policeのパフォーマンス。
いやあゾクッとキタ。スティング若干太ったけどカッコえぇわ。
来冬くらいですかね。日本に来るのは。

2007年01月26日

朧の森に棲む鬼

劇団☆新感線、いや新感染「朧の森に棲む鬼」です。
染さまファンクラブに入ってる友人にチケットを取ってもらったので、席はなんと1列目。花道のすぐ側でそれだけで大興奮です。ただ花道での演技やすっぽんからの登場に気づかなかったりと、前過ぎる苦労もちょっとあり。できればもう一度、後ろの方の列で見たいと思いましたがもう土曜日で終わってしまう訳で。

パンフレットはカレンダーつきで3,000円。いや正直カレンダーいらないんで2,000円にしてください(笑)。新感染のパンフレットはいつも猛烈にカッコいいので、楽しみなんですわ。

それにしてもさすが新感線! キャラの立ち具合やテンポの良さ、歌にダンスに殺陣。もうどれをとっても飽きさせなく、約3時間の上演が短く感じるほどでした。
染さまの粋な台詞回しや妖艶な殺陣も相変わらずだったけど(しかし新感染の染さまって毎回口からでまかせな役なのね)、サダヲちゃん! 「レッツゴー!忍法帖」の時も思ったけど、ホントこの人殺陣が巧い。体にキレがあるんだよねぇ。特に後半の(ネタバレ)目が見えなくなってからの動きは鳥肌モノでした。
サダヲちゃんの動きってジャンプする時に高いところで屈伸状態にするんだよね。そうすると高くジャンプした感じになって迫力が増すんだと思うな。
1列目で見る殺陣は怖さすら感じるほど。竹光とは言えすっぽ抜けて客席に飛んできたらどうしようとか思っちゃいましたよ。
あと目の前で(ネタバレ)捕らえられた古ちん扮するマダレが座り込んでたんだけど、いやもぉあんな近くで古ちんの百面相が見られるとはね。これまたド迫力でした。
そして秋山菜っちゃんは相変わらず脱いでました(笑)。

ホント楽しかったなぁ。とても爽快な舞台でした。
夏には久々のチャンピオン祭り! クドカンも出るよ!!

2007年01月03日

06年エンタメ総括

 2006年のエンタメ総括をしてませんでした。

演劇・イベント
01/07 東京セレソンデラックス「福袋」
01/10 AGAPE Store「BIGGEST BIZ」
01/14 AGAPE Store「BIGGEST BIZ」
01/20 AGAPE Store「BIGGEST BIZ」
02/10 阿佐ヶ谷スパイダース「桜飛沫」
02/23 KERA MAP「労働者M」
03/14 PARCO歌舞伎「決闘!高田馬場」
04/11 「びっくり箱〜姉妹編〜」
04/13 シティボーイズpresents「マンドラゴラに降る沼」
04/16 「びっくり箱〜姉妹編〜」
04/22 「びっくり箱〜姉妹編〜」
04/30 ナイロン100℃「カラフルメリィでオハヨ」
05/21 東京セレソンデラックス「流れ星」
06/17 新感線☆RS「メタルマクベス」
08/04 「しあわせのつぼ」
08/12 「しあわせのつぼ」
08/20 「CUE DREAM JAM-BOREE 2006」
08/27 PARCO presents「噂の男」
09/03 「獏のゆりかご」
09/08 「陥人〜どぽんど〜」
09/09 「大人計画フェスティバル」
10/06 「水曜どうでしょう渋谷パルコ小祭」
10/07 みうらじゅん&いとうせいこう 仏像トークショー
10/14 「水曜どうでしょう渋谷パルコ小祭」
10/14 「アジアの女」
11/07 ウーマンリブ「ウーマンリブ先生」
11/12 ウーマンリブ「ウーマンリブ先生」
11/25 阿佐ヶ谷スパイダース「イヌの日」
11/30 表現・さわやか「そこそこ黒の男」
12/17 ナイロン100℃「ナイス・エイジ」

ライブ
06/30 真心ブラザーズ@NHKホール
08/18〜20 RISING SUN ROCK FESTIVAL@石狩港
09/05 小谷美紗子&Salyu@LIQUID ROOM EBISU
09/24 阿部義晴音楽祭@山形県民会館
09/30 SET YOU FREE Vol.73 OVER 30 FESTA@日比谷野音
10/01 MB's 10th Anniversary Show@クラブチッタ川崎
11/02 花は桜木、男は桜井@duo MUSIC EXCHANGE
12/08 outside yoshinoと星野源@cafe Martha
12/14 タムくんアニメツアー2006@ユーロスペース
12/16 SAKEROCK@渋谷クラブクアトロ
12/22 真心ブラザーズ@LIQUID ROOM EBISU

旅行
03/19〜20 京都ひとりで仏像と撮影
04/17〜20 札幌・函館へダンナと
05/22〜24 香川へうどん部
06/23〜26 札幌・小樽・旭川へダンナと
08/18〜22 札幌へRSRなど見にはなさんと
09/24〜25 山形へライブを見にはなさんと
10/02〜04 鳥取・島根へはなさんと
11/18〜21 札幌・旭川・函館へダンナと
12/08〜09 大阪へライブを見にはなさんと


うーん、結構行きましたねい。
特にお芝居では好きな演目を複数回見るということをしているので、それで回数が増えてるのかも。「BIGGEST BIZ」とびっくり箱」は3回も行ってるし。どんだけ松尾さんとシゲが好きなんだ、ワタシ(笑)。こうやって見てみると割と偏ってるなぁ。もっと幅広く見たいとは思ってるんですが。
演劇での06年ナンバー1はPARCO歌舞伎次点が「メタルマクベス」かな。三谷さんとクドカンにやられました。ワーストは「どぽんど」。リーダーはがんばってたと思うよ、うん(棒読み)。

ライブはもう真心に尽きます。その中でもさくちゃんの「花は桜木、男は桜井」がナンバー1ですかねー。あんだけ暖かいライブもなかったのではないかと。それと今年後半は星野源ちゃんの弾き語りにハマりました。今月も見るよ、わいわい。

旅行は3月から、7月除いて毎月行ってるのに自分でも正直笑いました。札幌4回、行き過ぎだわ。でもオイシイ食べ物が待ってるのでやめられません。今年もきっと何度か足を運ぶでしょう。でも今年はHONORの札幌公演は見ないつもりなので少ないかな?

2006年12月25日

JBが死んじゃった

 今年はなんだか大物が亡くなる年でしたが、今日も、死ぬと思ってなかった人が死んじゃった。

'Godfather of Soul' James Brown dies - Yahoo! News

 JBのマントショー、もっと見たかったよ。

2006年12月19日

SAKEROCKライブ(12/16)

12月16日(土) SAKEROCKワンマンツアー「サケロックのどっちをむいても宇宙ツアー」@渋谷クラブクアトロ

 実は初めてのSAKEROCKであります。すっかり人気もんになってクアトロのチケットは数分でソールドアウトだったそうです。
いやでもどうなんだろ、正直。サケの音楽って変拍子バリバリのインストじゃないすか。世の女子が(客席の8割は女子)そんなにインストバンド好きになんのかなーなんて思ったりして。大地くんがブラシ使ってドラム叩いてる時に「ドラムの人ホウキみたいなので叩いてるぅー」とか言ってていちいち驚愕しました、ワタクシ。
会場のノリも、踊ったりわめいたりする人と、おとなーしくただただ聞いてる人と両極端で、ワタシとしてはサケはもっとグニャグニャ踊って楽しめばいいのになーなんて思ったりするんだけど、会場もギューギューだったのであんまり踊れなかった。残念。もっと広いとこで聞きたいなぁ。

 ライブはとてもよかったです。ASA-CHANGや高田漣くん、元サケメンバーの野村卓史氏などなど。アンコールには永積タカシ氏! ゲストもサケの音楽を愛してて、楽しそうに演奏してたなー。あんまり楽しそうにやってるのでちょっと嫉妬した。そして自分も何かを(その何かがわからんのだけど)やりたい、向こう側に行きたい気持ちになった。そんだけアツかったってことですよ。

ハマケンが相変わらずで、「ハマケンを嬲りたいドSの会」の我々2名は呼ばれもしないのに打ち上げに行ってハマケンに説教をしたい衝動にかられましたが、大人なのでしてません。でもたまにグッとくる演奏があったので許そう。
源ちゃんはワタシの立ち位置から見えたので堪能できましたが、馨くんと大地くんがほとんど見えんかった……。低い身長をうらむぜ。

 次回は2月の追加公演。しかもゲストがイースタン・ユース。ヤバすぎ。

2006年11月08日

ウーマンリブ先生

 昨日「ウーマンリブ先生」を見に行きました。

元々大人計画は好きなのですが、今回はなんつってもワタシの目的は前のエントリーでも書きましたがSAKEROCKのギター担当でもある星野源ちゃんが出ているからでありまして、2階1列目から目を皿の様にして、いや、双眼鏡持参で観劇してまいりました。

だってさ、前々日に行った友人が情報としてくれたのが

「源ちゃん……、ほとんど全裸だよ」

若干赤面しながらもワクワクしてしまうのは、どう考えてもおばさんなんだけど、いやさしょうがない。好きなんだもん。

源ちゃんなんですが、ホントにほとんど全裸でした。舞台上では様々な小道具で局部を隠すのですが、2階席から見ると陰毛丸見え。あ、本当はパンツなんですけどね。でも陰部以外はリアル裸体。お尻のめんこいことめんこいこと。さすがに尻を双眼鏡で眺めるなんて変態な事は恥ずかしくてできなかったのが残念。この小心者。いや十分変態だ。

ストーリーですが、御下劣オンリーかと思いきやサスペンスの要素もあり、でも結局後にはなんにも残らない。バッドエンディングなんだけど爽快感があるクドカン脚本らしかったです。なんてったって大人計画の役者が芸達者だなぁという事を再認識したお芝居でしたよ。がんばったで賞は皆川さんと紙ちゃんに差し上げる。古田さんは客演の重要性があんまり感じられなくて残念だったな。


 源ちゃんといえば、SAKEROCKのニューアルバムが今日発売になったんですよね。
CDショップで特典がつくらしいから、明日買いに行かなくちゃ。

B000ICLUS6songs of instrumental
SAKEROCK
バウンディ 2006-11-08

by G-Tools

2006年11月03日

花は桜木、男は桜井@duo MUSIC EXCHANGE

 昨日(2日)、旧ON AIRでありますところのduo MUSIC EXCHANGEで行われた真心ブラザーズのライブに行きました。
今回は桜井秀俊がドセンターに立ち、桜井が歌うスペシャルライブ!
プロデューサーはYO-KING!
ライブ告知の注意書きに

(※YO-KINGは演奏とコーラスのみの出演となります。ご注意下さい。)

と書いてあるのが笑えます。ご注意って(笑)。

 メンバーはMB'sから一郎くん、文明さん、ビバさん、首藤くん。そしてギターはKINGさん。全員白シャツで、なんかそれだけで面白い。KINGさんがMCでさくちゃんの登場前から観客をあおりまくり、「桜井を男にしてやってください!」とかもう絶対さくちゃん正気で出られねぇよって環境を見事に作り出し、超テンパったさくちゃんが登場。会場大爆笑。ワタシの席はド真ん中でさくちゃんと目が合ってもいいくらいの位置だったのですが、彼は決して観客を見て歌わず、終始2階席のちょい下辺りに視線をさまよわせて熱唱しておられました。正直、あんなに爆笑したライブはありません。KINGさんのドSっぷりとさくちゃんのドMっぷり。公開SMプレイですよ、これは。そしてなぜか一番テンパってた一郎くん。さくちゃん見ていたいのに一郎くんを横目で見てまた笑っちゃうんだよなぁ。集中できんじゃないか。

 それにしてもステキなライブでした。さくちゃんの歌はアルバムやライブでなんとなく付け足し感があるのが常々残念だったので、こんなに一気に生で聴けて幸せです。今回は上り調子に声も出て、聞き惚れましたよ。「メトロノーム」も良かったし「名前を呼びたい」も良かったし「Body as Machine」のギターがかっこ良かったし最後には「I'm in love」まで歌ったし。どれも名曲。まったくもって捨て曲ナシ。
それから新曲の「花は桜木、男は桜井(仮)」も最高でした。臆面も無く「ボクが好きなキミ」とか「キミはきれいだよ」とか良く言えたもんだな!(褒めてます) さくちゃんのこれまでとこれからが詰まった、彼の代表作になるんじゃない?ってぐらい良かったですよ。これCM曲にもなりそう。代理店のみなさんCHECKせよ。

 さくちゃんて、本人も言ってたけどロマンチストだよねぇ。純愛をストレートに、しかもちょっと声質に特徴があるさくちゃんが歌う、これが女性の心をいたくくすぐるワケで、今回のライブはやけに女子率が高かったのはそのせいかしら。

 さくちゃんメーターが更に上がったので、再来週のびっくりしたな、もうが出るロフトのライブチケットも買っちゃいました。ぴあで買ったんだけど、整理番号が45番ってどうなんだ……。大丈夫なのか?

2006年10月24日

NIKE iD @ YouTube

YouTubeでアキバから世界に——NIKE iDの広告戦略

NIKEのCMはいつも楽しいですけど、YouTubeでこんな映像を流していたとは知りませんでした。
とにかくご覧下さい。

NikeCosplay

これですよ、これ。こうやってYouTubeを利用するのがカシコイ企業なんだなぁ。削除要請するばかりじゃなくねぇ。
NIKE iDではNike Cosplay戦隊の色をカスタマイズするページが開設されています。靴のカスタマイズの工程とまんま一緒。ベースカラーを選択する度に「ピーンク・フラーッシュ!」とか言うのが面白すぎます。

2006年09月25日

阿部義晴音楽祭~仲間とノリノリ40祭~@山形県県民会館

 昨日山形に行っていたのは、阿部ちゃんの生誕の地で開催された「阿部義晴 生誕40周年記念行事 阿部義晴音楽祭~仲間とノリノリ40祭~」のためだったのでした。(タイトル長ぇ)
よく考えたら昔から色々な音楽を聴いてライブに行っておりましたが、わざわざ地方のライブに行くのって初めてだわ(フェス除く)。昔って出不精だったんだな、ワタシ。
初の山形ではありましたが、翌日(=今現在)は泊まりの勤務が入っていたために山形泊は断念し帰りを深夜バスにしました。これまた初深夜バス。

 実は阿部ちゃんが気志團のプロデューサーだというのを存じ上げませんで、なぜトミーがギターを弾いてるのか不思議だったのですよ。横浜と山形に参加してたのね。阿部ちゃんからメンバー紹介されたときの観客のどよめきと、その後のトミーコールが大変面白かったです。君たち気づいてなかったクセに声援送りすぎだ、と(笑)。
阿部ちゃんは最新アルバムからの曲ばかりでしたが、どれもいい曲でした。いい曲でしたが、その後のバカ騒ぎとのギャップが激しくて、それはどうかと。いやいいんだけど。彼の歌って後からじわじわクるのが多くて、今回もまさにそれ。今余韻にかなり浸っております。アルバム買うかなー。

出演は他に民生、SPARKS GO GO。山形限定のゲストにジェット機。

 ジェット機は初めて聞いたけど、やっぱ実力派が組んだバンドだけあってめちゃくちゃ上手かったです。観客を盛り上げるコツもさすが心得てる宮田JET。阿部ちゃんも参加して「素敵な夜空」を聴けたのは超めっけもんでした。阿部ちゃんモノマネ似てた。そして相変わらずの川西くん。あ、川西JET。お前が一番目立っとる(笑)。

 民生とはソファーに腰掛けて二人でアコ・デュオコーナー。ゆるーい演奏で、でも楽しかったなぁ。「風1→CSA→風2」「欲望」「開店休業」「すばらしい日々」ともう泣けと言わんばかりのラインナップ。

 スパゴはヤックのデ・ブームに驚愕(笑)。みんな40歳になるともれなく太ってくなぁ。でも阿部ちゃんと宮田JETは変わっとらん。すごい。
スパゴは3曲だけで、あとはABEX GO GOで3曲。スパゴもっと聴きたかったです。あと山形のスパゴファンはすごくおとなしいということが判明しました。ツアーTシャツ着てる人も直立不動なのな。

 最後は阿部ちゃんソロをしっとり歌って本編終了。アンコールではジェット機(川西JET)+スパゴ+民生でユニコーンプチ復活のようになってました。「スターな男」「忍者ロック」、アンコール2回目は阿部エルヴィスで「人生は上々だ」。もう一人のボーカルが宮田エルヴィスでしたが、民生の方がよかったなぁ。全て終わって阿部ちゃんが川西くんや民生と抱き合ってる姿がすごく良かったです。特に民生が全編楽しそうでした。川西くんは一番最後にステージから去ってったのですが、観客にポーズ決めて「お前のライブかよ!」ってぐらいに目立ってたのが彼らしくて爆笑でした。

 ユニコーンのライブって数回しか行かなかったけど、あの頃が思い出されたりしてなかなか感慨深いステージでした。ワタシも年取ったなー、とか思ったりしてね(笑)。

2006年09月14日

8月の芝居感想

 1ヵ月分、どどんと感想書いてこーと思っております。

★「しあわせのつぼ」8月4日&12日/ル・テアトル銀座

 初日でした。NACS音尾くんが出演してなければ行かなかった作品です。でも福島三郎脚本なのよね。この人の作品は好きなのでその点でも楽しみでした。
内容は簡単に言うと妻と子がいることを隠しているプレイボーイな歌手がある日脳内出血で倒れてしまい、その病院で起こるドタバタをコミカルに描いたものです。
セットのパーツが4個に分かれてて、病室・娯楽室・受付・屋上とほとんど暗転なしでテンポよく展開させていたのは面白いと思いました。でもたまに左端の娯楽室と右端の受付でそれぞれ同時進行して動いてたりするので、役者さんを追いかけるのが大変でした。複数回見る人はその都度見る位置を変えればいいけど、一度しか観劇しない人は辛いだろうな。あと最初病室のシーンで医師が娯楽室にいて病室では医師の噂話をしてたのですが、医師も病室にいるんだと勘違いしちゃいました。セットのからくりに気がつかなかったわけ。多分多くの観客がワタシと同じなんじゃないかな。「あれ?」って思って、理解するのに1シーンムダにしちゃった感じでそれがもったいなかった。
ラストもありきたりな感じで大団円。ハッピーエンドを見に来た人ばかりですからそりゃもう気持ちよく帰ることができましたよ。

 歌手役の布施明さんが歌うシーンがあるんですが、それがもうスゴイのなんの。やっぱりこの人は大スターなんだなぁと思いました。オーラが違うんだよねぇ。昔からバラエティで鍛えてたこともあってシリアスな演技もコミカルな演技もこなせるし、ホント器用な方。
主演の宮本信子さんはちょっとセリフかみかみな部分があったり、30歳くらいの付き人の子が好きになってしまうにはちょっと無理がある設定でしたけど、かわいかったです。
役者さんはどれも達者揃い。宮本さんの親友役の木野花さんが「こんな人が親友だったらいいなぁ!」って思うくらいの理想の親友像でした。ちょっと騒々しいけど(笑)。
音尾くんは無難でしたなぁ。彼はどんな役もそつなくこなすけど、抑えた演技をすると個性が埋没しちゃうのが難点です。もっとはじけるとこははじけてもよかったのに。

 初日のスタオベでは音尾くんにプレゼントを渡しにステージへ走ってきた女性がいました。マナー完全無視。こういう人いるんだねぇ。後日劇場には注意書きが張られてました。でも12日、隣の女性がその話をしてて「えー、いけないんだぁ」って驚いてたけど、驚いたのはこっちです。出演者の評判が下がる事は絶対にやめましょう。


★「噂の男」8月27日/PARCO劇場

 これまた福島脚本。今年立て続けに彼の作品を見てるわ。しかもケラ演出で豪華俳優陣。本公演のチケット惨敗だったんだけど追加を取ることができました。
これはホント面白かった!! ケラさんの真骨頂って感じ。どいつもこいつもろくでなしばかりで、自分が良ければ人も殺す。言葉も汚いし暴力はふるうし、宣伝文句の通り「いやーなお話」でした。でも最後なんて超バッドエンドなのに後味悪くないどころか爽快感さえ漂うのですよ。これ不思議。もしかしたらこれ嫌悪感しめす人も絶対いるとは思うけど、ワタシはこれを「好きだ!」という人と友達になりたい。

 出演陣で優劣はつけられないくらい全員がキャラ立ちしてて存在感抜群でした。僧正は今回もホモ役かよ(笑)。
じゅんさんさとしさんの漫才は最高に面白くて、多分若手で出たら一番面白いと思うわ。M-1出れるんちゃうん?

今年のベスト3に入る作品です。やっぱパルコ・プロデュースはやめられん。

2006年07月28日

「UDON」完成披露試写会

「UDON」完成披露試写会に行ってきました。

上映前に出演者・本広監督・亀山Pが挨拶。トータスカッコいい。小西真奈美めちゃカワイイ。ユースケ相変わらず。升さんと小日向さんの服装がとてもラフでした。

あんまり期待せずにみたですが、良くできてましたわ。ハートフルコメディです。
行ったことのあるうどん屋が7〜8割出てました。
出てたと言えばカメオ出演が豪華すぎ。あんな人もこんな人も。キーワードは「これ、揚げていた」。
NACSの森崎リーダーがユースケの同級生役で出てたのですが、彼にしてはナチュラルな演技でしたよ(心配するとこそこかい)。やっぱり一際アタマがデカいねぇ(笑)。

公開されたらまた見る予定です。


(以下、激しくネタバレ番外編)


前半はズバリ、実録「恐るべきさぬきうどん」です。本文にあるエピソードが満載。例えば
・生醤油うどんを自慢気にレクチャー
・前述の「これ、揚げていた」
・車に丼などのうどんセット常備
・やまうちまでの道説明
・うどんの三角食べ
・「あれは忘れもしない、いつのことやったか」
 「忘れとるやないの!」
・宇高連絡船うどん
・高高うどん部(映画では讃岐高校)
・うどんフェスでクイズ大会
・5軒巡るのに編集長1軒目からスパート
etc.・・・・ 麺通団団長もカメオ出演。

タウン誌のメンバーがうどん店を巡るのですが、覚えてる限り挙げてみますと(思い違いもあるかも)

中北、なかむら、やまうち、かすが町役場、池上、あたりや、山越、谷川米穀店、白川、長田in香の香、百こ萬、赤坂(チョーキチョーキ)、日の出製麺所(営業時間1時間につき閉店)、がもう、小縣家、宮武、上原製麺所、田村、松岡、善通寺山下、道久製麺所、竹清、味でこい、池内、彦江

・番外
はまんど(盛の大将)

これがなんの説明なしにばんばか登場します。たまらんですわ。